目次
<button>と<input type=”button”>
HTMLの<button>
要素のvalue
属性は、ボタンのラベルとして使われる文字列を設定したり、フォーム送信時にサーバーに渡す値として使用したりするために使われます。具体的には、以下のような使い方があります。
- 1. ボタンのラベル設定:
value
属性に設定された文字列は、ボタンに表示されるテキストとして扱われます。例えば、<button value="Submit">Submit</button>
のように設定すると、ボタンには”Submit”と表示されます。 - 2. フォーム送信時の値:
value
属性の値は、ボタンがクリックされた際にフォームデータの一部としてサーバーに送信されます。例えば、<button name="action" value="save">Save</button>
のように設定すると、フォーム送信時にaction
という名前でsave
という値がサーバーに送信されます。 - 3. アクセシビリティ:
value
属性は、ボタンのアクセシブル説明としても機能します。画面読み上げソフトなどを使用するユーザーにとって、ボタンが何を表すのか理解するための情報を提供します。
value
属性を使用する際には、以下の点に注意する必要があります。
<input type="button">
要素との違い:<input type="button">
要素でもvalue
属性が使用できますが、<button>
要素とは異なり、value
属性の値がボタンに表示されるテキストとしてのみ機能し、フォーム送信時の値として使用することはできません。<button>
要素の内容:<button>
要素の内容には、テキストだけでなく、画像や他のHTML要素を含めることができます。- カスタム値:
value
属性にハイフン文字(–)を接頭辞として付加したカスタム値を指定することもできます。
これらの点を考慮して、適切なvalue
属性を設定することで、ボタンの表示や機能、アクセシビリティを向上させることができます。