目次
index.phpやsingle.phpにCSSを読み込んだり、WordPressの管理画面をカスタマイズする際はfunctions.phpに記述します。
WordPressのファイルには以下のようなファイルがあります。
- index.php(メイン)
- single.php(テンプレート)
- archive.php
- page-contact.php(固定ページ)
通常、HTMLファイルにlinkタグでスタイルシートを読み込みます。サイトの規模が大きくなってくるとディレクトリ構造が複雑化して、HTMLファイルが増えます。親ファイル⇒子ファイル⇒孫ファイル毎回スタイルシートの階層リンクを書き直す必要が出てきてかなり面倒です。
これらを『相対パス』といいます。
毎回書き直す必要が無い『絶対パス』で書くのか一般的です。
機能・ロジックを書く場所
項目 | functions.php | テンプレートファイル(例: archive.php ) |
---|---|---|
処理のタイミング | WordPressの初期段階(テーマが読み込まれる時) | WordPressがHTMLを出力するとき |
クエリの操作 | できる(pre_get_posts を使える) | できない(すでにクエリ実行後) |
役割 | 機能・ロジックを書く場所 | 表示・出力を書く場所 |
✅ 補足用語まとめ(簡易辞書)
用語 | 意味 |
---|---|
クエリ(Query) | データベースに「〇〇の条件でデータちょうだい!」と命令すること |
メインクエリ | WordPressが自動的に作る「このページに出す投稿はこれ!」という基本命令 |
pre_get_posts | メインクエリが実行される直前に中身を変更できる機会 |
テンプレートファイル | 表示用のPHPファイル(archive.php , single.php など) |
functions.php | 機能の追加・フック処理を書く場所。テーマに必ずある |